会社を辞める原因の多くは人間関係。
会社員をやっていれば、1度は辞めたいと考えたことがあるのではないでしょうか。
でも、生活のためにやめられない。
そんな状況で転職するのも、独立・フリーランスになることも良いと思いますが、先ずは人間関係をより良好にして会社のストレスを減らすことも自身の健康のために大切なこと。
人間関係が上手くいく考え方として3点を意識して、ストレスが大きく減りました。
①相手を好きになる
会社にはいろんなタイプの方がいます。
もちろん気が合わない、価値観が合わない人がたくさんいて、仕事上、関わらなくてはいけない場面も出てくると思います。
でも、人には必ず良い部分があります。
その人の全体を見て好きか嫌いかを判断せずに、好きな部分を見つけるクセをつけると良いです。
そして、自分がその人のことに好感を持てると『洗脳』し続ける。
なかなか出来ない場面もあると思いますが、慣れてくると意外と相手が嫌ではなくなってきます。
自分が思っていることは必ず相手に伝わります、自分が思っていることと相手が思っていることが一緒だと心得ましょう。
自分が本気で相手の良い部分を見ることが出来るようになって、相手を部分的にでも好きに慣ればなるほどに、相手もこちらに好感を持ってくれるようになると思います。
先ずは相手のことを理解して、好きになりましょう。
見返りを求めない
会社員同士であれば、どんなに仲が良くても、信頼関係があっても、やっぱり利害関係が発生する間柄です。
自分が何か手伝ってあげたから、良くしてあげたからと言って、相手からの見返りを求めてはいけません。
とにかく他者の役に立つ、徹底的にギブの精神で接することが大切。
ギブの精神で相手と接していると、助けて欲しい場面で自然とみんなが助けてくれるようになります。
そして、見返りを求めないこととセットで必ずやるべきことは『感謝』。
仕事は1人では出来ないことがほとんどです。
立場の上下、利害関係を抜きにして、関わる人全てに感謝の気持ちを持って接しましょう。
自分がこんなに頑張っているのに、評価されない、そんな考え方も見返りを求めている状況です。
評価は後から付いてくるものですし、評価する側からすると、評価目的で頑張っている人よりも、仕事の本質的な部分に夢中で頑張っている人の方が評価してあげたくなってしまうものです。
見返りを求めず、他者に与えることに注力、他者のお役立ちを考え方の軸として、見返りを求めずに仕事の成果を出しましょう。
③深く付き合い過ぎない
人間関係を上手くいかせるために、プライベートまでゴルフに行ったり、食事に行ったり、旅行に行ったりする人もいますが、あまり深く付き合い過ぎない方が得策だと思います。
深く付き合うことがダメという訳ではありませんが、会社員という仕事で関わっている関係上、プライベートでどんなに対等な関係で仲良くなっても、会社の中での関係性が変化してしまいます。
同期で仲良しだったけれど、どちらかが先に出世して、仕舞いには上司部下の関係なんてことも良くあります。
仲が良かった仲間が評価者になって、自分の待遇・処遇を判断する立場になった時に、正しい判断をお互いに出来るかどうかは微妙だと思います。
仲良し人事で破綻する組織を何度も見てきました。
また、仲良しだったはずが立場が変わって、微妙に気を遣う関係になっている方々も見てきました。
苦労と喜びを共にしてきた仲間は大切ですが、深く付き合い過ぎることが後々の人間関係のストレスになる可能性もあります。
もちろん、会社の中で仲良しを見つけることは悪いことではありません。
でも、自分自身の生活環境が変わっていくこともあります。
結婚して、子供が増えたり、昇進して部下を持ったり、転勤して住む地域が変わったり。
仲間がいることで精神的な安らぎになることも間違いはありません、でも深く付き合い過ぎることで将来的にストレスの原因になる可能性もあることは認識しておいた方が無難だと思います。
仕事の範疇で親しく付き合う程度、自分のペースを保てるちょうど良い距離感を保っておきましょう。
相手を好きになり、見返りを求めず、深く付き合い過ぎない、そんなことを意識するようになってから、会社での人間関係によるストレスはほとんど無くなりました。
要は会社に依存し過ぎなくなって、会社で関わる人々から学びを得よう、貢献しようという気持ちが大切なのだと思います。
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