ビールが大好き、でも飲み過ぎて健康への悪影響が心配だから、何とかノンアルコールビールでも満足したい。
でも日本製品のノンアルコールビールには要注意です。
それは国産のノンアルコールビールのほどんどには、本当のビールには入っていない添加物がたくさん入っているからです。
食品に詳しい訳では無いので、国産ノンアルコールビールに入っている食品添加物がどれだけ体に悪影響があるかは分かりません。
でも、食品添加物は無い方が安心ですし、そもそも本物のビールには入っていない原材料です。
日本でよく売れている有名メーカーのノンアルコールビールでも香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤、甘味料(アセスルファムK)と盛りだくさんの食品添加物です。
この食品添加物を個別に調べるとちょっと怖くなります。
他の大手メーカー製品も入っている原材料は多少異なりますがほぼ同様です。
こちらは香料、酸味料、調味料、乳化剤です。
先ほどの製品と比べると、カラメル色素や人工甘味料は入っていませんが、乳化剤が入っています。
その他も同様です。
香料、酸味料、カラメル色素、苦味料、甘味料(アセスルファムK)と、国産ノンアルコールビールによく入っている食品添加物は大抵入っています。
苦味料が前の2品と違う程度です。
フレーバーをちょっと変えた商品も結局は同じ添加物。
そんな添加物をたくさん入れて、何とかビールの味に近付けようとしている国産ノンアルコールビールですが、世間の健康志向も手伝って、売上・市場は伸びているようです。
そんな背景から、国産ノンアルコールビールも健康アピールが強くなってきていますが、結局はビール風飲料として添加物で何とか味を整えているのが現状。
健康っぽい商品も1部の機能を大きく表現しているだけで、結局は香料、酸味料、カラメル色素、苦味料、甘味料(アセスルファムK)と同じ食品添加物が入っています。
他メーカーの健康アピール強め商品も、多少は添加物の種類が減りますが結局は似たような感じ。
甘味料不使用!と大々的に表現していますが、香料、酸味料、乳化剤の食品添加物はしっかりと入っているようです。
このように大手国産ビールメーカーの売れ筋ノンアルコールビールを一通り確認しましたが、どれも添加物がしっかりと入っています。
国産ノンアルコールビールも年々美味しくなっていますが、結局は人工的に味を近づけているだけなので原材料を本物のビールのようにシンプルにしながらも、ビールの美味しさを作り上げるにはかなり高いハードルがありそうです。
ノンアルコールビールについて少し調べてみると、日本は酒税法の関係などで本物のビールからアルコールを除去するような製法で作っていないようです。
どのメーカーさんももちろん商売なのでちゃんと儲かるものしか作らないですよね。。。
本物のビールと同じ価格で、アルコールを抜いて味が落ちれば売れないので、メリット・デメリットを考えると国産ノンアルコールビールはこんな状態になるのも分かるような気もします。
大手ビールメーカーではありませんが、添加物なしの国産ノンアルコールビールで調べると多少有名なところで1商品出てきます。
その無添加国産ノンアルコールビールの商品はコロナビールで有名な日本ビールさんが作っている「龍馬1865」。
パッケージはこんな感じ、ちょっと控えめですがしっかりとパッケージにプリン体ゼロと「添加物ゼロ」の表記。
表記されている通り、添加物は炭酸以外になく、とてもシンプルな原材料。
本物のビールのように麦芽、ホップが主原料、添加物は炭酸のみです。
ビール大好き、でも飲み過ぎを控えたいからノンアルコールビールに興味あり、でもそもそも健康に気遣っているのだから添加物たっぷりノンアルコールビールには抵抗がある、そんな私に一筋の光が差したような商品でした。
ところが、、、落とし穴がありました。
それはなかなか致命的、何かというとやっぱり国産だから「味」が問題です。
確かに国産ノンアルコールビールの中でも食品添加物が不使用で本物のビールのように飲めそうな原材料ですが、やっぱり日本の法律も関係してか、作り方が他のビールメーカー同様なのだと思います。
何とも言い難い、クセのある味わいです。
何となく焼き芋のような香ばしさが後味に残って、他の大手ビールメーカーが作っている添加物たっぷりのノンアルコールビールの方が味は美味しいと感じました。
この「龍馬1865」という無添加(炭酸以外)ノンアルコールビールがかなり気になって、期待して飲みましたがリピートして飲みたいという味ではなかったのでちょっとショックでした。
ただ、ビール自体が嗜好品で好みは人それぞれだと思うので、気になる方は「龍馬1865」という無添加(炭酸以外)ノンアルコールビールも1回試してみるのも良いと思います。
ノンアルコールビールの何が良いって、酒税がかからないので価格がとにかく安い!
国産のノンアルコールビールはどれも100円台前半で買えますので、価格的にも気軽にお試し出来ます。
なかなかスーパーとかで売っていないのでAmazonでポチッと買うのが簡単。
ただ、本数が少ないと送料がかかりますので1本単価は上がります。
味のこだわりもそんなに無いし、どうせ飲むだろうからお得に買いたい!と思えばケースで買うと送料無料です。
国産大手ビールメーカーのノンアルコールビールのどれでも味にこだわりなくOKという方であれば、全然飲める味だとは思うのでお得にケース買いしても良いとは思います。
ただ、やっぱり味が個性的でリピートしない方が多いのではとは思いますので、興味本位のお試し、経験、他商品との比較としてお試しだけになっても良いという、好奇心旺盛な方にはおすすめです。
こんな感じでノンアルコールビールを一通り飲んでみましたが、なかなかしっくり来ませんでした。
そもそもの私のニーズは「ビールの味が好きだからビールが飲みたい」、でも「アルコールの悪影響を避けたい」からノンアルコールビールで満足したい。
でもノンアルコールビールでアルコールの悪影響を避けても、添加物たっぷりで健康に悪影響があれば本末転倒。
国産ノンアルコールビールを色々と比較しましたが、結局は満足行くものはありません。
結局、私が探したノンアルコールビールのポイントは4点。
- 本物のビールに近い味と喉ごしを楽しみたい
- ノンアルコール
- 添加物不使用
- 価格が安い
このポイント4点で結局たどり着いたノンアルコールビールは海外製品の2品。
ノンアルコールビールでビール感を満足したいなら、今のところこの2品でほぼ間違い無しです。
- クラウスターラー
- ヴェリタスブロイ
やっぱりビールの本場ドイツのノンアルコールビールはクオリティが全然違います。
なぜこんなにも味が違うのか!とびっくりするくらいに日本製のノンアルコールビールと、ドイツ製のノンアルコールビールの味は違います。
圧倒的にドイツ製のノンアルコールビールは本当のビールの味に近くて美味しいです。
何が違うのか気になったので調べると、日本製はそもそものアルコールを発生させず、ビールっぽい味に作った飲料。
その反面、ドイツ製は普通のビールを作ってからアルコールだけを抜いた「脱アルコール」という製法のようです。
作り方の違いが味の違い、原材料の違いでした。
要するに酒税などと国の制度のおかげでノンアルコールビールのクオリティも大きく変わってしまっているようです。
ドイツ製の脱アルコール製法で作った、ノンアルコールビールを飲んでしまうと、国産ノンアルコールビールのどれを飲んでもざっくり同じような味だと思ってしまいました。
なので、本格的なビールの味を手軽に味わうならば「ドイツ製、脱アルコール製法のノンアルコールビール」が今のところの正解だと感じました。
おすすめ出来る「クラウスターラー」と「ヴェリタスブロイ」の2品でも個人的には飲みたい気分で使い分けています。
クラウスターラーは濃厚なビールの味、クラフトビールのようなしっかりビール感を味わいたい時に満足できる味です。
ただ、とても濃厚な味わいなので3本、4本とたくさん飲みたい時には適していないと思います。
見た目はこんなパッケージ。
余計な添加物も入っておらず、普通の本格ビールのような原材料で安心。
そもそも、ノンアルコールビールを何本も飲みたいと思ったことがなかったですが、ドイツ製のノンアルコールビールが国産に比べてとても美味しかったので2本、3本とグイグイ飲んでしまいました。
おすすめのもう1種類、ヴェリタスブロイはクラウスターラーと比較するとすっきりとした味わい。
ビール感強めのノンアルコールビールを探し求めていた時は濃厚なクラウスターラーにハマりましたが、何本も飲むようになって、クラウスターラーよりもすっきりと軽い味わいでありながら、しっかりとビール感を味わえるヴェリタスブロイの方が後からハマってきてしまいました。
パッケージはこんな感じ。
もちろん、原材料は本格ビールそのもので添加物不使用です。
ヴェリタスブロイは健康飲料アピールが強い印象、HP検索すると健康アピールがたくさん案内されています。
結局、ビール好きの私を満たしてくれているノンアルコールビールは現状、日本製品にはなく、ドイツ製品のクラウスターラーとヴェリタスブロイの2品で安定しています。
濃厚なビール感、フルボディな味わい、1本でも満足いくまったりビールならクラウスターラーがおすすめ。
ドライビールのようにすっきりとたくさん飲んでも重たくない、でもしっかりと本格ビールを飲んでいるような満足感を得たい時はヴェリタスブロイがおすすめ。
どちらもAmazonでお安く簡単に購入できるのでとっても便利。
自販機で缶コーヒーを買うよりもお安く、本格ノンアルコールビールが楽しめます。
個人的なお気に入りはクラウスターラーとヴェリタスブロイの併用。
どちらも美味しいのですが、結構味が異なるので気分に合わせて飲み分けるとノンアルコールビール生活の楽しみ方が広がります。
ちなみに他の海外製ノンアルコールビールも試しましたが、意外と添加物が入っていたりしますし、何よりも価格が高い商品が多いです。
アルコールの入った本格ビールよりも価格が高いケースも多いので、いまいち気が進みませんでした。
ビンがとってもおしゃれなビアデザミーブロンドというノンアルコールビールも試しましたが、スーパーで買っても価格が1本500円近くした割に添加物も入っていて、味も特別美味しいわけでも無かったです。
花瓶に使えそうなおしゃれなボトル。
香料、酸化防止剤の添加物がしっかりと入っていました。
オレンジピールも入った独特な味わい。
コスパ的にもビアデザミーブロンドは1回お試しで十分な印象です。
結局、一般的に買いやすい無添加のノンアルコールビールは3品。
左から濃厚なドイツ製クラウスターラー、真ん中がすっきりとしながらドイツ製本格ビール味のヴェリタスブロイ、右が国産無添加ビールの龍馬1865。
添加物不使用、購入価格100円台前半、この2点にこだわるならばこの3商品が定番。
体とお財布の健康を気にしながらも、本格ビール味をノンアルコールで楽しむならば、「クラウスターラー」と「ヴェリタスブロイ」がおすすめです。
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